今回はダイレクトスマイル以外のVDPのソフトウェアのお話。
VDPのソフトウェアには大きく分けると2つタイプがあります。
- 商業印刷向け
- 帳票印刷向け
ダイレクトスマイルは完全に1.商業印刷向けのソフトウェアでしょう。
日本にも帳票印刷と言われる市場があります。英語ではTransaction Printing(そのままですね)。
2つの大きな違いはやはり帳票に特化したソフトウェアであるが故の様々な機能です。
処理能力が特別早かったり、拡張性の高さだったり、既存のワークフローへの対応性など色々キリがないくらいです。
それと同じ程度、商業印刷向けのソフトウェアの利点もありますが、それはまた別の機会に(笑)。
今回は帳票印刷市場向けのソフトウェアにおける最も有名なうちの一つである、GMCソフトウェア・テクノロジ社のPrint Net T Designerのお話です。これ、ダイレクトスマイルとの併用が可能です。すでにダイレクトスマイル向けのインターフェースが組み込んであるので、簡単にパーソナライズド・イメージを使うことができます。
以前、「請求書は開封率が90%を超える印刷物で、そこにパーソナライズした広告を載せれば効果の高いプロモーションツールとしても活用できます!」なんていう売り文句を良く聞きました。実際にそのビジネスをやっている方は、さらに注目を集める方法を模索しているようですね。
あえて同じソフトウェアに対して「あれも、これも全部出来る機能をつけてくれ!」なんて事は言わないで、それぞれの必要な機能に対して最適なソフトウェアを組み合わせて使う、実に合理的。